感想文
日吉歯科診療所スタッフの感想文を掲載します
- 治療部:幡野 紘樹(以前日吉歯科に勤務)
- 治療部:井上 陽裕
- U20:佐々木 理絵(以前日吉歯科に勤務)
- U20:海野 陽子(以前日吉歯科に勤務)
- 矯正歯科担当医(日本矯正歯科学会専門医):伊藤 智恵
- 治療部:熊谷 昌大
- U20歯科衛生士:加藤 優子
- 口腔衛生部 歯科衛生士:奥山 洋実(以前日吉歯科に勤務)
- 口腔衛生部 歯科衛生士:佐藤 美紀(以前日吉歯科に勤務)
- 口腔衛生部 歯科衛生士:太田 久美(以前日吉歯科に勤務)
- 口腔衛生部 歯科衛生士:土門 志穂
- 歯科衛生士 大竹 萌(日吉歯科 汐留に勤務)
- 歯科衛生士 安達 奈穂子(以前日吉歯科に勤務)
- 歯科技工士:吉形 美沙子
- 専門部 歯科衛生士:阿部 繭(日吉歯科 汐留に勤務)
- 専門部 受付:渋谷 由美子
治療部:幡野 紘樹(以前日吉歯科に勤務)
半年にわたる密着取材を私自身も間近でみることで、初めて聞くような熊谷先生の過去を知る事、これまで受けてきた教育を改めて学ぶ大変貴重な経験となりました。ディレクターが取材前から、「はじめにお伝えしておきますが、やらせなしの徹底的な取材ですので、ご気分を悪くされないでください。」と言っていましたが、取材現場は将にその通りでした。診療中は勿論、早朝から診療後、セミナーから土日のプライベートまでつきっきりで、あらゆる角度から様々な質問をぶつけていました。恐らく、ディレクターもカメラマンも音声さんも歯科医師以上の知識をこの半年間で身につけられているのではないかと思うほど、徹底的にディスカッションをしていました。私がマルメ研修に赴いた前日に、Dr.DanEricsonが取材を4時間も受け、使用されたのは数十秒だったというのは驚きでした。
今回の番組をみてまず感じた事は、今おかれている環境がいかに恵まれているかということです。私はシステムが既に構築されている状態の日吉歯科に勤務しています。そのため、院内における様々な事柄は、私にとっては当たり前の事かもしれないけれども、それは熊谷先生が過去に壮絶な戦いを経てきた上に成り立っています。
私が日吉歯科で苦労なくできる事でも、これから医院改革をする多くの歯科医院では、課題として浮き上がっているのだろうと想像はしていました。しかし、今回の放送における、あおば歯科の現場は私にとってはあまりにも重いものでした。どれだけ情熱を持っていたとしても、最初から全ての患者に伝わるものではないこと。情熱を持っているからこそ不安や葛藤がある姿が、本当に生々しく映し出されていました。岡先生も日々悩み、自分と向き合い続け、セミナー最終日を迎えられたことがよく理解できました。
「逃げない、ブレない」この言葉を使用するのは簡単ですが、実際にそれを貫くのは本当に苦しいものだと思います。熊谷先生が、今の日吉歯科がどれだけの苦労のもとに今を向かえているのか、改めて実感することができました。
「あえて困難な道を選択し、先入観や既成概念にとらわれず、情熱をかたむけて創意工夫をし、ぶれずに目的を達成しようと努力する人」これは医療従事者に限らず、全ての業種で言える事です。それでも特に我々医療従事者は、患者さんの健康に直接的に関わることからも、常に「医療のプロフェッショナル」でなければなりません。昨今の歯科医療は、歯科医師過剰や保険制度の問題、メディアではインプラント問題が取り上げられています。これらは全て、歯科医療従事者自身が「医者としての王道」から外れてしまっているがために、自分たち自身で生じさせてしまっていると気がつかなければなりません。そして、それらの問題に対して、熊谷先生のように果敢に立ち向かう人があまりに少なく、反対に出る杭を叩こうとする風潮では、業界自体のレベルは上がる事はなく、患者さんの口腔の健康被害を生じさせます。それを何十年も前から続けてきた歯科医療業界は、次の30年、50年も同じ事を繰り返すのでしょうか。私の答えはNOです。今回のこの放送でそのように思った歯科医師は少なくないはずです。寧ろ、一般の患者さんたちの方が、そういった歯科医師を求めるようになったのではないでしょうか。
私は自分自身が、「あえて困難な道を選択し、先入観や既成概念にとらわれず、情熱をかたむけて創意工夫をし、ぶれずに目的を達成しようと努力」し続け、継ぎの世代を創って行きたいと強く決意しました。そして、それを実践するためには常に本質は何かと自問自答し続ける必要があります。何のための唾液検査なのか、何のために歯を削るのか、何のために私はライセンスを持っているのか。様々な問題を抱えるこの業界において、そういった目線で物事を見極めなければ立ち所にビジネスライクな仕事になりかねません。私はドクター職でない分野から歯科医師になり、その当時に描いていた理想的な医師から逸脱しないよう、常に気を引き締め日々の診療に誠心誠意を持って向き合いたいと思います。
最後になりましたが、番組が終わった直後は、「もっとあるのに!」と感じてしまったところが率直な感想です。45分という限られた時間のなかでは、どのように見せるかディレクターも非常に悩まれたことと思います。今回の放送では、熊谷先生のプロフェッショナルの重要なエッセンスが伝わったと思いますが、熊谷先生をよく知る人にとっては、「まだまだある」「3時間スペシャルでも足りない」と思った方々も多いと思います。ぜひ、また何かの形で取り上げて頂けると嬉しく思います。
治療部:井上 陽裕
今回NHKで放送されたプロフェッショナル。放送が始まるといつの間にか時間が過ぎてしまいました。そのためか最初に見終わったときは、何か物足りない、もっと伝えられることがあったのではないかというのが率直な感想でした。
内容としては「痛いのを治すための歯医者→痛くならないようにするための歯医者」ということで、初診の患者さんから長期間定期メインテナンスに通っている患者さんのインタビューと院長の過去から現在までの経緯をメインに構成されていて、すごくシンプルでシンプルすぎると思ってしまいました。しかし、月曜の放送も合わせて4回と数を重ねて見ていく中で様々な感想が出てきました。
初診の患者さんの治療までのMTMの流れ、これも当たり前のように見ていましたが、日吉歯科を知らない人が見ると、初診で来院した日に必要な資料採得を行い、歯科医師が十分に時間をかけて患者に現状を説明し、その後歯科衛生士が指導・施術を行い、口腔内の環境を改善した後に治療に入る。そして歯科医師から治療を受けるときも術前の説明、術中の写真、またMTMの流れを実際に体感した患者の考え方が変化し行動変容を起こしているところまで、わかりやすくまとまっていました。これだけでも、放送を見ている人は実際に自分が今通っている歯科医院に対し改めて見つめ直し、本当に自分の口腔内を守っていく歯科医院にかかりたいと思う人が増えるんだろうなと感じました。一方、他の歯科医師たちは悔しいながらも真っ当な歯科医療をしていることに反論ができないのではとも感じました。
そして日吉歯科は歯科衛生士が個室で担当の患者さんを持ち、定期的なメインテナンスを主体に診療を行っていること。また本間さんのように幼少期から継続的に管理を続けた結果カリエスフリーの口腔内を獲得し、それが次世代にも反映されていること。しかし、土門さんのようにメインテナンスに定期的に通っていてもホームケアが十分でないと疾患は発症してしまい、カリエスやペリオ等口腔内に起こる疾患を予防するためにはメインテナンスとホームケアの両立が必要不可欠であることも伝わってきました。
また、長期的にメインテナンス受けている患者さんたちの感想というか言葉を聞くことができ、歯科医療の本当の目的は生涯口腔の健康を守り、十分な見た目と機能を果たし、生活の水準が落ちないように生き生きと生活ができる基盤をつくるところにあるのだと感じました。患者さんの真の利益を追求し、ブレない志をもち、ライセンスを持つ者の責任を果たす。そして共感する患者、スタッフが一緒に同じ道を歩み続け、それが口腔の健康へとつながる。保険制度が当たり前のように普及し、歯科医院に通えば通うほど口腔の健康を獲得することが難しい日本において、院長は本当に革命とも言える偉業を成し遂げてきたのだと改めて感銘を受けました。
最後にこのような感想を持つことができたのは、膨大な資料の中から緻密に構成されたこの番組のプログラムを通して、ディレクターをはじめとするNHKの方々から院長の思い考え、日吉歯科の功績を巧みに表現してもらえたことも重要な要素だと感じました。
プロフェッショナルが放送されたことで、様々な反響があり、これから日吉歯科はさらに一致団結してより気を引き締めて診療を行わなければならないと感じています。ぶれない軸をもち、決して驕ること無く今まで通りまたはより向上できるところは向上させながら、来院する患者さんに最高の医療を提供することに努めていきたいと思います。
U20:佐々木 理絵(以前日吉歯科に勤務)
目先の治療や患者さんの要求に応えることにばかり目が向いていた従来の歯科医療と、患者自身が自らのリスクを知る機会を作って関心を持たせ、リスクをコントロールし続けることを徹底した熊谷先生のやり方との対比が、昔の患者さんとの戦いやオーラルフィジシャン育成セミナーでの福岡の先生とのエピソードの中で一般の方に非常にわかりやすかったのではないかと思います。
唾液検査やフロスなどもピックアップされていて、そういった知識のなかった人にも広くその存在を知ってもらうことができたのではないかと思います。
またメインテナンスや良質な治療が万能なのではなく、患者が自ら健康であるために努力することも必要であることが示されたことで、放送の仕方によっては放送を観て患者さんが医院に過剰な期待をもってしまうのではないかと放送前に勝手に危惧も杞憂でした。
本当に視聴した50分はあっという間で、その中で取材された大部分に触れることは難しいことだなと感じました。
本間さんは初診のころは多数の乳歯齲蝕があって、けして低くないリスクの中でも永久歯カリエスフリーを維持しており、その経験を自分の子供にさせたくないという思いから、むし歯のない乳幼児のころから子供を連れてきてくれる患者さんだと私は思っています。そういった気持ちを持っているがどうしたら良いかわからない祖父母・親世代の視聴者が大多数なのではないかと思います。「子供の8割が20歳でむし歯ゼロ」の極意というか、ぜひ究極の歯科医療の形として、生え始めから歯科と関わって、発症前からのリスクアセスメント・リスクコントロールを生涯通して継続していくことに少しでも触れていただければと思いました。
最後に、一般の視聴者だけでなく、歯科医療者側へも、ライセンスに対する強い責任感と何のために医療があるのかということを自覚させることにも繋がる内容で、私自身放送を観た後に、いつもぶれずに患者さんの生涯の健康のために仕事をしていこうと気が引き締まりました。ありがとうございました。
U20:海野 陽子(以前日吉歯科に勤務)
今回は「熊谷先生、リスクアセスメント、長期メインテナンス」に絞った内容で一般の患者さんや、熊谷先生を知らない歯科関係者にとってはわかりやすく、衝撃の大きい番組だったのではないかと思います。素晴らしい番組を制作していただき、本当にどうもありがとうございました。
ただ、究極の結論である、
① 患者さんにとっては歯が生えてきた頃から通院することで、まず20歳でむし歯0の口腔内を手に入れる、それが高齢になっても歯を残すことのキーであり、一番重要で簡単な方法であること
② 歯科医療従事者にとっては予防で歯が残ることは歯科医院をつぶすことではなく、より高度な対応・治療が求められるということ
③ 一生を通じて歯科に関わることが患者さんにとっての利益・価値となり、そして国のふくらみ続ける医療費を削減する大きな一手につながっていくこと
までを一連のつながりとして表現され、周知されることが必要と思います。
加えて、各部署が専門的に取り組み、チームの連携をとっていることも欧米では一般的ですが、日本の歯科では新しい考えだと思うので、そのあたりももっと強調されると、ひとりで全てを行うスーパードクター(?)というのはナンセンスであり、患者の本当の利益にならないのだと若い人達に伝えることができたと思います。
しかし、そこまで伝えるのは時間が限られている中では難しかったと思いますので、ぜひ続編・またはNHKの他の番組で扱っていただき、歯科医療の本当の価値を伝え、ひいては日本のパンクした医療費の抑制のきっかけとなるような番組を作っていただけることを望みます。さらに医療経済の専門家の話なども取り込むことで、国をあげて取り組むべきなのだということが、世間に周知されるのではないでしょうか。
歯の健康はますます進む日本の長寿社会を幸福なものにするのには外せない要素の一つです。どうか、国を動かす番組を作ってくださいますよう、お願いいたします。
矯正歯科担当医(日本矯正歯科学会専門医):伊藤 智恵
伊藤矯正歯科クリニック院長
甘い、足りない、伝え切れていない、もっとすごいのに。
これが、番組を見終わったときの率直な感想です。私たちにとっては、番組で取り上げられた「予防」への取り組みは、目新しいことでもなんでもなく、日常茶飯のことで、空気を吸っているようなもの。私たちが日々の臨床で意識しているのは、もっと高次のケアであり、キュアであるのだから、そこまで踏み込まなければ、熊谷崇の、日吉歯科診療所の、真の価値は正しく伝わらないのではないかと、戸惑いました。
実際、治療の質は日本の歯科医療の最先端であり、世界水準を凌駕していると自負できます。患者さんたちの満足度もコンプライアンスも最高水準です(それは、番組に出てくださった患者さんたちの笑顔に現れていました)。そしてまた、エビデンスとナラティブが融和した、人間味溢れる診療姿勢です。予防という一次医療ができるのは当たり前。それを前提に二次医療、三次医療の態勢が1軒の診療室に網羅されているその凄さを伝えてほしかったというわけです。たとえば、矯正歯科治療では、歯並び噛み合わせの素材となる歯、歯周組織、顎骨が健全な状態で専門医が矯正歯科治療に集中できるのは、世界的にも希有なことです。完璧な条件で矯正歯科治療ができるのですから、当然、治療の質は高くなります。健全な素材を損なわないことはもちろんのこと、さらに健康度を向上させるために、最小の努力で最大の成果をあげる矯正歯科治療が行われています。世界中の矯正歯科専門医が羨望する状況なのです。それなのに、その「ありえない」稀少性が伝わって来ない。欲求不満が残りました。
そこで、重ねて録画を視ました。展開が判っているので、表情も動きも細分漏らさず把握できます。そして、熊谷崇の一挙手一投足に、かっこいいなあ、すごいなあと感嘆し、そうそう、こんな苦労や努力をしてきたのだと、回想にふけりました。それで気付きました。この番組の視聴者は、きっと、今私が感情移入したように、「すごい!かっこいい!こういう医療を受けたい!ここに行きたい!」と思うだろうと。24年前に熊谷崇に出会った私が、「すごい!求めていた歯科医療の姿がここにあった!ぜひ一緒に仕事したい、この医療者に追いつきたい」と願ったように。歯科医療のあるべき姿と、熊谷崇の魅力は、十二分に視聴者に伝わったはずです。
もっと凄いのだよと伝えるのではなく、まずは、スモールステップで理解していただかないと、本当の凄さは理解できないものです。今回は、その理解の第一弾だったわけですね。ぜひ第二弾、第三弾の番組を企画してください。それが、日本の歯科医療を根本から変える外圧になるでしょうから。その外圧がなければ、日本の歯科医療は変われません。革命のうねりを絶やさずに、次につなげてください。
プロフェッショナルとは「あえて困難な道を選択し、先入観や既成概念にとらわれず、情熱を傾けて創意工夫をし、ぶれずに目的を達成しようと努力する人」。将に熊谷崇、その人です。そんな熊谷崇に憧れ、心から尊敬し、同じ信念を持ち、自分もまたそういうプロフェッショナルでありたいと努力を続ける専門職集団が日吉歯科診療所のスタッフです。ドクターだけではなく、歯科衛生士、歯科技工士、事務職員、すべてのスタッフがそれぞれの職域の専門職として誇り高く信念を持って患者さんに向かい合っています。それが、日吉歯科診療所の総合力です。その真価を、次回は視聴者にお伝えください。
番組のあと、メディカルトリートメントモデル(MTM)でメインテナンスを受けたい、という問い合わせが当方にも寄せられています。多くの視聴者のご期待に応えるよう、確実で、さらに良い医療を提供するべく努力し続けようと、情熱の炎をかき立てられております。番組が、その炎にガソリンを注いでくれたわけですね。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
治療部:熊谷 昌大
14回観ました。
これまでも、テレビ、新聞、雑誌、様々なメディアが歯科医療情報を取り上げた物を観てきました。どれも各論的というか、歯磨きのやり方、最新の歯科機器や治療技術の紹介だったり。同様に様々なメディアが日吉歯科診療所、熊谷崇を取り上げてきましたが、なかなか本物の日吉歯科診療所を表現するのは難しいのかなと感じていました。その中で今回は今までにない長期密着型の取材、どのような形で日吉歯科診療所、熊谷崇の歴史を表現できるのか放送されるまで考えていました。出来上がったものを実際に観た率直な感想としては、さすがだなと。
「痛くならないために行く歯医者」、「自分の歯を知り、意識してもらう」、「逃げない、ブレない」、「患者のためとは何か?」、「免許を持つ者の責任」、「覚悟を問う日々」、どの言葉を聞いても日吉歯科診療所、熊谷崇の歴史や重みが伝わってきます。現在の日本の歯科医療が日吉歯科診療所の当たり前ではないこと、昔の日吉歯科も現在の日吉歯科診療所の当たり前ではなかったこと。現在の当たり前にするためにどれだけの時間との闘いがあったのか。現在日吉歯科には50を超える多くのスタッフが働いています。自分も含めて日吉歯科診療所の暗黒時代を知るスタッフは多くはない。この番組を通して多くのスタッフがそれを理解し、現在の職場環境の意味を知り、日吉歯科診療所が日本、世界に与える影響を考え、より自分に厳しく、そして成長していかなければいと強く思いました。
庄内の人たち、日本国民、医療従事者、様々な人たちに多くの影響を与えることができたとてもよい番組だったと思います。
U20歯科衛生士:加藤 優子
いち視聴者としても興味深く、楽しく見させて頂きました。
院長がいかに信念を持って歯科医療に取り組んでいるか、日々の診療の中でも十分に感じていましたが、今回のプロフェッショナルの放送でより多くの方にその信念が伝わったのではないかと思いました。
全国の患者さんだけでなく、歯科医療従事者の歯科への認識や常識を変えるきっかけになったと思います。
1時間の番組があっという間に終わってしまい、院長の作り上げて来た日吉歯科で働いているスタッフとしては、もっとあれもこれも伝えてほしいことはたくさんありますし、これまでの歯科医療の在り方を見直して患者さんの利益のために尽くしている医院の先生方の力になって、日本人の口腔の健康が向上できればと思いました。
また、普段OPセミナーへ参加した医院の実際の様子を見る事はできないので、福岡の先生の様子は良い勉強になりました。
日吉歯科では当たり前に行っている診療の流れ矢検査を患者さんに受け入れて頂く為には、医療を行う側がその重要性を十分に理解しなければならないということを改めて感じました。
他院の先生からすれば目標とされる日吉歯科ですが、よく院長は日吉歯科はまだ発展途中だと仰っています。日吉歯科に入居して1年半の私ですが、日々の診療の中でもスタッフ一人ひとりの意識の高さや患者さんの期待や要望の高さを実感しています。
今回のプロフェッショナルにより更に高まる患者さんの求めに応える事ができるように、これからも常に学びを進めていきたいと思いました。
口腔衛生部 歯科衛生士:奥山 洋実(以前日吉歯科に勤務)
番組を見て2つのメッセージを感じました。
1つは患者さん(国民)に向けたメッセージ。もう1つは歯科医療従事者(特に歯科医師)に向けたメッセージです。
患者さん(国民)に向けては、バイオフィルムの破壊と除去のために定期的なメインテナンスケアを受けるということが重要であるということ、それと同時に歯に関心を持ち、知識を得て「他力本願」ではなく自分の役割であるホームケアをしっかり行っていくことが大事ということが映像を通してわかりやすく伝えられていたと思いました。特にフロスの使用の必要性がクローズアップされていたのも良かったと思います。
歯科医療従事者(歯科医師)へのメッセージとしては、従来の治療中心の歯科医療では患者さんの口腔を守ることはできないということ、歯科医師は患者さんが健康な歯を維持していくための歯科医療のシステム作りを本気で行うこと、それが本来の歯科医療なのだということ。そしてそれを達成するためには、歯科医師本人の意識改革と覚悟が必要であるということが、熊谷院長と岡先生とのやり取りの中で伝えられたのではないかと思いました。
また日吉歯科の歯科衛生士として、こうした診療システムがあたりまえになっていますが、今回の番組を通して、ここにたどり着くまでの熊谷院長の苦労にも触れ、その積み上げてきた物の大きさにあらためて思いを馳せることができたことも、私にとって大きな収穫となりました。
最後に
限られた番組の中でこうした多くのメッセージを盛り込むことはとても大変な編集作業であったと思います。これ以上のメッセージを盛り込むのは難しいと思いますが、そこをあえて言わせていただくとすれば、日本の歯科医療制度の問題点について少しでも疑問を投げかけてくださったら有難かったかなと感じています。
口腔衛生部 歯科衛生士:佐藤 美紀(以前日吉歯科に勤務)
「プロフェッショナル」は、この番組の持つ、ぐーっと観る人を惹き付ける構成 や語り口・BGM、そして何より、ターゲットをあてている人々の真剣な眼差しや、物事に取り組む真剣な姿に、いつも刺激を受け、学ぶ事の多い、いつも楽しみにしている、とても大好きな番組のひとつです。その番組に院長が出演するということで、どんな切り口から物語が展開しているのかを楽しみにしながら、何だかソワソワしながら視聴しました。2回3回と繰り返し視聴しながら、改めて、院長の歯科医療に対するぶれない信念からにじみ出る言動に感銘を受けました。と同時に、視聴する全ての人の心に何かを届ける、感じさせる、この番組の 素晴らしさを改めて感じました。
本来あるべき歯科医療の在り方・形を、広く多くの方々に示せたのでは、本来あるべき歯科医療との関わり方に「気付き」を与えられたのでは、今までのこれからの歯科医療との関わり方を多くの人が見つめ直す機会となったのでは、と思います。
信念を持って、目の前の患者の未来を見据えて、その場しのぎでなく、真正面から歯科医療の中で起こる様々な事に立ち向かい、ずっと突き進み続ける、進み続けてきた院長の姿は、やはり素敵だなあと、歯科医療人としてついていく背中だ なあと思いました。
日々、メインテナンスを行いながら、患者の口腔の健康を守り育てるパートナーであるDHとして、いつも患者さんが、自身の口腔の健康の為のベストな選択ができるよう、そのための多くの情報提供と提案を続けていきたい、そのために学び続けて行きたいと、改めて強く思いました。第242回のプロフェッショナルも心に残る素敵な番組でした。
口腔衛生部 歯科衛生士:太田 久美(以前日吉歯科に勤務)
院長が、開業当初から患者さんの利益のために取り組んできたことや、患者さんとのやり取りの中での悪戦苦闘、オーラルフィジシャン育成の目的や取り組み、そして苦悩などがありのままに伝わってきた。福岡の岡先生にも是非頑張って頂きたいと思う。
また、本来、当たり前のことである初診の段階での、検査の必要性や、患者さんに口腔内のことを理解していただくための、教育も含めた衛生士業務の大切さについても、わかり易く示されていて、見た方も納得できたと思う。
80歳、90歳になってもあのような口腔内を維持していることの意義を、患者さんが美味しそうに食事をしている姿や、笑顔の中に再確認ができ、仕事の励みになると思った。
何回か見ていると、ディレクターさん達が日吉歯科の哲学や、院長の考えや取り組を、最大限に伝えようとして番組を制作してくださったことがとても良く伝わってきた。
いずれにしても、「まだ、7合目にきているところ」と言いながら、日々、歯科界で偉業を成し遂げてようとしている院長のもとで、すばらしい環境を与えて頂きながら、30年以上いっしょに仕事をしている事を誇りに思い、今後も患者さんのために衛生士としての仕事をしっかりやっていきたいと思う。
口腔衛生部 歯科衛生士:土門 志穂
5ヶ月に及ぶ取材の中から何をピックアップ編集し、どんな風に放映されるのかとても楽しみにしていました。
日吉歯科では当たり前に行っているMTMも他の地域で1から行おうとすると、困難なことが多いという現実も実際に映像を通してみせてもらうことが出来ました。しかし、院長が言っていたように、そこの歯科医院が日吉歯科のやり方で信念を曲げず取り組んでいくと、個人の歯科に対する価値観が変わってきて、地域も変わってくる。そこの歯科医院の先に患者さんの顔が見えてくる。本当にそうだと思いました。
日吉歯科が35年かけて築いてきた地域の人たちの顔は、メインテナンスは常識で、乳歯がはえてきたら歯医者に行くという事があらためて浸透しているのだと実感しました。
しかし、先進国では珍しい事ではなく、痛くなくても歯医者にいきメインテナンスをすることがむしろ当たり前な事なので、この放送を通じて日吉歯科でやっていることが、珍しい事ではなく日本全国どこに行っても常識になり、健康な歯で生涯生活できる人たちが増えいくきっかけになればと思いました。
今回プロフェッショナルの撮影の舞台裏を経験させて頂き、初めてこんなに時間や手間ひまかけて番組が作られているのだと感じる事ができました。45分にかける情熱や行動はプロフェッショナルそのものだと思いました。エリクソン先生の数秒のコメントをとるためだけに飛行機でどこまで飛んで行ったのだろうか? 普段テレビを見ているだけでは気がつかない事も沢山あり、見逃しているプロフェッショナルもあるのでもう一度チェックしてみたいと思いました。
歯科衛生士 大竹 萌(日吉歯科 汐留に勤務)
先日のプロフェッショナル仕事の流儀、テレビの前に正座して観させて頂きました。熊谷先生の歯科医師としての生き方、信念、強さ、そして優しさが凝縮された素晴らしい内容で、放送後も録画したものを何度も観て、その度に感動して涙が出てきます。友人から放送後たくさんの連絡があり、こんな医療をされている先生がいるなんて知らなかった、素晴らしい先生のもとで勉強させてもらったんだね、などとすごい反響でした。そして皆口を揃えて、こんな医療を自分も受けたいと言っていました。
今回の放送は、多くの歯科医療者にとって衝撃的な内容だったと思います。また、一般の人たちに与えた影響はとても大きかったと思います。いつか、この医療がスタンダードとなり、誰もが受けられるようになることを心から願っています。番組を見終えて、改めて熊谷先生が築いて下さったものの偉大さを感じました。また、先生のもとで歯科衛生士として働かせて頂いたこと、先生の近くでその哲学を感じることができたことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。日吉歯科でのかけがえのない経験は、今も私の歯科衛生士としての基盤になっています。
そして、これからもずっと熊谷先生に教えて頂いたことが軸となっていくと思います。日吉歯科を離れて3年が経ち、現在多くのOP歯科医師・歯科衛生士と関わり合いながら仕事をしています。関東でも、段々とMTMを実践するクリニックが増えてきました。それはとてもいい事だと思いますが、自分たちに都合良く解釈し、都合良く変化させて実践しているクリニックも多いように感じます。真の患者利益を提供するためには、日吉歯科のやり方を徹底的に守り、その哲学を徹底的に心に刻み、どんな困難があっても逃げずに・ブレずに王道を進むしかないんだと、改めて思いました。歯科衛生士というライセンスが、どれだけ価値あるものかを熊谷先生に教えて頂きました。歯科衛生士としての自分の責任は何かということを常に考えながら、この職業を全うしていきたいと思います。
歯科衛生士 安達奈穂子(以前日吉歯科に勤務)
いつもと変わらない熊谷先生の姿、院内の様子に、勤務していた頃を懐かしく思い出しました。あの頃と変わらない空気感で患者さんを迎え、スタッフと接し、セミナーに受講者に伝える。伝える中身や伝え方、実行していることはその時代によってどんどん進化、改革しているけれど、その空気感は昔から変わらず、そしてこれからも変わらないのだと思います。大変な偉業を、そうと見せずにこともなげにやってみせ、結果を示す熊谷先生の姿を、番組がよく映していたように思います。さらっと流されていた部分も、こんなに素晴らしいことなんだ!と声を大にしていいたい私は、まだまだです。
拝見しながら、「軸」とはどこからくるのだろう?と考えていました。これは熊谷先生とお会いしているときにいつも思うことです。「逃げない ぶれない」には、達成しようと据える「目標」が不可欠ですが、その「目標」を据えるにも、まずは判断基準、行動を決める「軸」がなければなりません。地頭、倫理観、正義感、そして探究心…でしょうか。そこから、様々な体験や学びを通じて得られた知見がそれを裏付け、さらに強化されていき、確固たる「軸」となるのでしょうか。答えはまだ見つかりませんが、なんとなく、そう感じています。
「ぶれない」には「軸」が必要ですが、「逃げない」には何が必要なのかな、と考えています。「努力し続けること」にも通じますが、「逃げない」ことこそ本来とても難しいことだと思います。努力しつづけられることも才能のうちだと、よく聞くフレーズですが、何かを達成出来る人とそうでない人の違いはここが大きいのでしょう。臨床ではない(けれど並走する)道筋から患者利益を実現しようと、日吉歯科を卒業して今に至る私ですが、正直なところまだまだ苦しくなるとき、逃げたくなるとき…多々あります。外因的な理由もあれば、自分の中の弱さ等内因的な理由のときも(恥ずかしながら、突き詰めればこちらがほとんどです)。そんなときは「諦めたらそれが失敗」と、マザーハウスの山口さんから教えてもらったことを思い出して、いつも弱さを見せず魅力的な人柄全面にアグレッシブに突き進む院長の背中を思い出して、ちょっと休憩を挟み、力を蓄えて、さあまた走ろう!の繰り返しです。自分に甘いなあ?と思いながら、こんなんじゃ変えられるものも変えられない!と焦りながら、熊谷先生がふじ子先生やスタッフ、志を共にする先生方と歩んできたように地道に、堅実に、一歩一歩、私も進んでいきたいと思います。
夫が、熊谷先生に感想を伝えたいとのこと、「異業種ですが専門職として『ブレない、逃げない』というワードから信念を貫く強さと情熱に感動しました。私もブレず、逃げずに自分自身と闘っていきたいと思います。」だそうです。夫も、自分の職業に誇りを持って仕事に向き合っている一人で、放送を見て感銘を受けたといっていました。
歯科技工士:吉形 美沙子
プロフェッショナルの放送、とても楽しみにしていました。わくわくして見た1度目、「あ、終わってしまった」あまりにもさらっとしていて物足りなさを感じてしまったというのが本音です。
私達にはおなじみの日吉の酒田市民の口腔を世界一にするという理念や歯の寿命と命の寿命を逆転させる等のフレーズやそれに伴ったデータやエビデンス、患者セミナー等で聞く様なわかりやすい内容が少しは出てくるのかな、出るのはいつかな?と思っていたら終わってしまった・・・。
何かあるかもと思い2回目、“逃げない・ブレない”“痛くならないために行く歯医者”“メインテナンス”いつもの日常で浸透していて、良いけどさらっとしていて、日頃見ているプロフェッショナルの様に心が動かないかも・・・と思ってしまった自分がいました。
でも3回、4回と見ていくと、エリクソン先生のコメントから始まり、患者さんの笑顔、笑顔、笑顔。自信を持って心から元気に笑っている顔は、どんなデータや数値より“メインテナンス”痛くならないために行く歯医者の素晴らしさを語っている事に気が付きました。0歳からメインテナンスでカリエスフリーが理想だけど、「(40歳前後)それまではガタガタでしたが、今は笑って過ごせます」という患者さん、スルメをばりばり食べるおじいちゃん。歯が無い不自由さを知らない私にとって歯を無くしてしまった患者さんの同世代の方の本当の辛さはわかりませんが、その人達にとって、また40代、50代で歯で悩む皆さんにとって、今からでも遅くない、しかも歯を維持していくことは痛くないんだという事が伝わってくる映像だと思いはじめました。
そうすると、ホームケアとメインテナンス(プロによるケア)が両方大事な事、歯は一生使えるんだという事、そのために寄り添って歯を守ってくれるのが歯医者であるというメッセージがどんどん自分に入ってきました。そして、メインテナンスをしていてもカリエスは起きる事があり、医療に100%は無いけれど、常に誠意を持って真剣に臨んでいる姿勢。そこに“逃げない・ブレない”正攻法という王道をいくという院長のメッセージにどんどん引き込まれていきました。
また、今までの歯科医療スタイルからOPを始めようとする先生の苦労。患者の痛いところだけ治してくれればいいという要求を断り、歯を生涯使うためにどうするべきかという事を伝え意識を変えていく大変さを知り、またサリバテスト導入の大変さも見えてきました。日吉歯科で今では当たり前の事も、昔を思い出すとゾッとするという院長の苦労は、OPを始めたての人達の何十倍もいばらの道だったと思います。
“半数が納得してくれるまで15年、そこから多数派になるまで5年。どんなに疎まれても信念を曲げずに35年。逃げないブレない革命の歯科医”カッコイイ!
歯は人生の最後まで使える。歯医者は痛くならないために行く、そのために歯医者は生涯のパートナーであり、共同作業でないと歯を最後まで使えない事が伝わってきました。
その上で諸外国や日吉では、治療が必要な人には専門医がいて素晴らしい治療も受けられます。また、一生自分の歯で過ごすためにはU20がとても大切な役割を果たしている事も、もっと多くの人が知って、日本に歯科の専門医制度が確立されたり、U20の専門の先生が全国で活躍してもらえたら、日本の歯科医療はもっと良くなり、日本人の口腔の健康がスウェーデン等の歯科先進国の様になったら、日本はもっともっと元気になっていくんじゃないかと思います。次回はぜひ歯科医療の特集もみてみたいです。
熊谷崇という人のブレない生き方、本当にすばらしい放送ありがとうございました。この番組をきっかけに日本全国で「痛くなったら歯医者だなんてありえないよね」そんな会話が聞ける日が来る事を夢見ています。
プロフェッショナルを見ていると、知らない世界のこだわりや様々な取り組みが知れて、日本人って頑張ってるな?、何かわかんないけど自分も頑張ろうと心が動かされます。
これからもぜひたくさんの人達を撮り続けて日本を元気にしてください。
余談ですが、鳥海山をバックに写した酒田の町並み、とてもきれいでした。普段の生活では見ることのできない雄大な鳥海山に抱かれている酒田の映像を見て、また酒田が大好きになりました。長期の撮影本当にありがとうございました。
専門部 歯科衛生士:阿部 繭(日吉歯科 汐留に勤務)
欧米では歯科の定期的なメインテナンスや予防的な考え方は一般的です。放送翌日から全国各地から問い合わせがあり、この反響をみると、日本ではいかに患者さんが生涯に渡って自分の歯で生活できるかを考え、診療を行っている歯科医院が少ないかということが伝わってきました。
福岡で開業された岡先生の奮闘について。
痛い所だけ直してほしいという患者さんに対して、MTMから逸れ患者さんの要望に答え、初期治療終了後前にDrによる治療を行ってしまうという場面がありました。患者さんの人生全体をみれば初期治療後にDrによる治療を行うべきでしたが、現実は厳しいようです。
私は日吉歯科に勤めて4年目で、患者さんと地域に予防が定着してからの日吉歯科しか知りません。開業されて日吉歯科もこのような、先駆者であるがゆえの創造を絶する奮闘があったのかと思うと、今、いかに恵まれた環境で日々仕事をしているかよくわかりました。開業して35年、院長をはじめ、先輩歯科衛生士の逃げない、ブレない患者利益を第一に考える信念があったからこそだと感じました。
唾液検査によるガン検診について。
ただ歯がのこるだけでは意味が無い。まずは全身の健康があってのじんせいであり、全身の健康も大切、本来であれば医科病院で行うガン検査を歯科医院でスクリーニング検査レベルでも行う事ができれば、ガン検査を受診する機会が増し、より多くのガンを予防で来ます。唾液によるガン検査の実用化が楽しみです。
最後に、プロフェッショナルとは夢を叶えるためにあえて困難な道を選択し、
先入観や既成概念にとらわれず、情熱をかたむけて創意工夫をし、ぶれずに目的を達成しようと努力する人。この言葉を胸に刻み、日々の診療に向き合おうと思います。
今回の放送をきっかけに日吉歯科のような取り組みが更に日本全国に広がり、生涯にわたり、自分の歯で生活できることを考え、診療を行う歯科医院が増え、国民の意識が少しずつでもかわればよいと感じました。
専門部 受付:渋谷 由美子
放送終了後、日吉歯科の電話が鳴りやまない日々が続いています。
全国各地から問い合わせの電話を頂き、放送の反響の大きさを感じています。
「こういう歯医者を探していた!」「自分の受けていた治療に疑問を感じる」「歯に関して悩み続けている」「ダメな歯医者にばかり通っていた」など、電話から多くの方が歯に対する悩みを抱え、日吉歯科のような歯医者を心から求めていることを実感しました。電話をしてくる方のお話を伺うと、放送で、院長が患者さんに丁寧に説明しているシーンが印象的だったようで、「あのような説明を今まで受けたことがない」とおっしゃる患者さんが多くいました。
長期間に渡る密着取材で、カメラを意識しない、いつも通りの「素」の院長の魅力が、画面からよく伝わってきました。院長から発せられる言葉のひとつひとつが、ストレートに心に響く放送でした。放送を見終えて、患者さんの口腔の健康のことを真剣に考え診療している診療所に勤務していることを誇りに思いました。
朝早くから夜遅くまで、真剣に取材をしていただき、本当にありがとうございました。